東京・港区北青山にある複合施設「ののあおやま」にて、災害時の状況を想定し、一泊二日の野営体験を通して都市型防災について考えました。
プログラムに応用しているのは、自然の中にあるものを最大限に活用する野遊びの技「ブッシュクラフト」のスキル。
最小限の道具で知恵と工夫を凝らしながら、自然の中にある物を最大限に活用して遊ぶ「ブッシュクラフト」。その中には災害時にも役立つ知恵と技が詰まっており、子どもたちの生き抜く力を育むことができます。
今回はシェルター、火おこし、浄水、調理をはじめとしたブッシュクラフトの基本技術のほか、応急手当の方法や、非常時の備えについてなど生存に必要な要素を講義と実習を交えたプログラム。
参加者の方には実際に自宅で用意している非常袋を持参してもらい、疑似体験として親子で1泊の野営に挑戦してもらうことで、どのような困ったことが起こるか、緊急時には何を必要とするのか、衣食住の確保を基本にそれぞれが非常時に備えるためのスキルやヒントを得ることを目指しました。