GWW training camp2024振り返り day 1
台風の影響で雨予報でしたがなんと晴れ。
南は高知、北は宮城、遠方の方が多かったので
公共交通機関が止まるかもと心配しましたが全員無事に到着。
みなさん口を揃えて『素晴らしい場所ですね』僕もそう思います。
リゾート地のキャンプ場、その中のワークステーション、環境が揃いすぎていますね。
場所を紹介してくれた木葉社の小池さん @mokuyousha @kozoswing
タイニーガーデンの粟野さん@ur_tinygarden @awanoo
改めてありがとうございました。

初日は『森を見るin蓼科』の予定でしたが雨予報は継続なので、
プランを変更して室内でできる研ぎからスタートに。
今までの経験上、やり方はなんとなく分かっているけど何がどうなれば切れる状態になるのか分からない。
そういう方が多いと感じたのでいつもより説明の時間を長く取り、まず頭で理解してもらう事を意識しました。
何かを掴んだ、そんな方も数名。
その後の朝練、夜練でも研ぎをやる方が多かったです。
研ぎの後はナイフワークの前準備アックスワーク
丸太を割り明日の準備
恥ずかしい話ですが、クスの生木を今まで割った事がなく、
(樟脳の香りがカトラリーには適さないと思っていたため敢えて使わなかった)
こんなに割り難い木なんだと初めて知りました。勉強になりました。
そして夜、せっかく日本各地から人が集まるのでそれぞれのご当地アイテムを持ち寄り宴会。
イベントの醍醐味の一つです。
施設内の温泉も最高
これ以上ない環境で初日を終えることができました。
GWW training camp 2024振り返り day2
もともと初日のプログラムだった『森を見るin 蓼科』を2日目に開催しました。
朝晩は半袖だと肌寒いくらいの気候ですが日中は直射日光の下では汗ばみます。でも気持ちいい。
参加者の中にはこれを楽しみに来たんだよ!という方もちらほら。
山に関わる仕事をしている方にとっては
木葉社の思想やテクニックを見て学ぶ事ができるまたとないチャンスです。
木の加工が本業の自分には
ロープ一本で軽々と木に登りバッサバッサ枝を払うハナオさんがヒーローに見えました。

すごい仕事です。
森林文化アカデミーでのグリーンウッドワーク指導者養成講座の時とは
一味も二味も違う講座の運びに感動しっぱなしでした。
生える場所、木の状態を良く観察して無駄に伐る事なく木をいただく。
この日は以前からチェックの入っていた白樺を伐りました。
次の日のスプーンの材料になります。
ワークステーションに戻りランチ
期間中の食事はほぼ全てタイニーガーデンと木葉社に用意していただいたのですが、
どれもこれも彩り鮮やかで味も最高でした。

昼からは前日に用意した材料でナイフワーク
ロングストローク、なんて話をしてもいざやろうと思うと難しいものです。
途中から一部目的を変更、誰が1番長く綺麗なカールの削り屑を出せるか、
綺麗なカールには僕の作った鉛筆の終の場所プレゼント。
遊びながらロングストロークを習得。
夜はそれぞれ思い思いの時間を過ごします。
僕は研ぎのお手伝い。下ではウクレレパーティー。なんて素晴らしい時間。
これが毎日なら戦争なんておきないだろう。
つづく